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回復期リハビリテーション病棟です

部署紹介

皆さんこんにちは。回復期リハビリテーション病棟です。

当科は2024年6月にOPENし、まもなく1年になります。

回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患や大腿骨頚部骨折などにより身体機能の障害を来した患者様を対象にリハビリテーションを行い、日常生活動作の再獲得、在宅復帰と寝たきり防止を目的とした専門病棟です。入院から退院までのリハビリテーションリハビリテーションプログラムを医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・栄養士・薬剤師・ソーシャルワーカーが協同して作成します。

リハビリテーションの第一歩は、「生活リズム」を取り戻すことから始まります。「生活行動すべてがリハビリテーションにつながる」という考えのもと、常に在宅での生活を意識し、病棟での生活にメリハリをもたせ、退院後も患者様とご家族が安心して生活できるよう支援していきます。

私たち看護師は、患者様の「できる」を増やし「できない」に支援していきます。そのため、食事や排せつ、入浴など何気ない日常生活動作のすべてが、患者様にとっては訓練であり、看護師にとっては重要な観察項目になります。これらの情報をもとに、どこの部分をどのように援助すれば自分でできるようになるか、自宅での生活に繋げられるかを考えていきます。また、回復期リハビリテーション病棟では、入院期間が急性期病棟に比べて圧倒的に長く、患者様一人一人にじっくりと向き合うことができ、看護計画の立案、実践、評価の流れを実感することができます。様々な生活背景をもつ患者様との関わりは、難しいことも多いですが、はれて自宅退院となった日には、喜びややりがいもひとしおです。

病棟スタッフは「いつでも」「どこでも」「だれとでも」コミュニケーションがとりやすく、看護やリハビリの区別なく、すべてのスタッフが専門性をもった回復期リハビリテーション病棟のスタッフとして活動しています。そのためスタッフ間の距離感が近く、笑顔の絶えない病棟です。ご興味のある方は、ぜひ遊びにいらしてくださいね。