看護部ブログ Nursing blog

病棟紹介

病棟紹介

こんにちは4北病棟副主任の名嘉です。

 7月もあっという間に終わり、8月に突入しましたね。

 夏もまだまだ暑い日が続きそうですね。

 コロナ禍でもあり、感染人数も毎日気になるところですが、個人的には毎日エアコンをつけているため毎月の電気代も気になります…。

さて今回は私の所属する4階北病棟の紹介をします。

 4階北病棟は、心臓血管外科・循環器内科・内科の混合病棟です。

 主に心臓血管外科の患者さんが入院されています。

 疾患としては、弁膜症、狭心症、大動脈瘤、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症…などなど基本的には手術をする患者さんが入院されます。

 予定で手術をされる患者さんもいれば、緊急で手術をされた患者さんもいて、さまざまです。

 心臓や血管の病気は命に直結することが多く、検査や処置も覚えることがです。だけど、その分、手術をして元気になって退院されるときの患者さんの笑顔を見ることにやりがいを感じま 

 すね。

 今日は検査や処置の2つを紹介します。

 「電気ショック」と「12誘導心電図」です。

電気ショックと聞くと、みなさんはAEDを想像すると思いますが、病院では下の機械を使います。また、よく医療ドラマで患者さんに電気ショックをして心拍再開!なんてシーンもありますが、電気ショックは基本的には不整脈に行う処置ですので、医療ドラマの1シーン以外でも使用することが多いですね。もちろん意識がある患者さんには眠ってもらって行うので、いきなり電気ショックは行いませんので安心してください。

もう1つは「12誘導心電図」です。

文字通り、12個!ではなく、合計10個のクリップを身体に着けて、心臓の動きを心電図としてみる検査です。心電図と聞くと、難しい印象を持つ方が多いですが、理解できると心臓が今どんな動きをしているのか知れるので、とても面白いですよ。

臓血管系の手術の方法よっては、心臓を動かす命令を出している場所に刺激を与えてしまい、不整脈が出現することが少なくないです。また、他にも、痛みや発熱などによる交感神経亢進状態、低酸素血症、循環血液量の低下、電解質異常、酸塩基平衡異常、・・・などなど、様々な理由が原因になって不整脈が出てしまいます。

看護師としては、そういった患者さんの状態を観察し、医師の指示のもとに検査や処置の介助につきます。患者さんの少しの変化も見逃さず看護する必要があります。

今年は私たちの病棟にも3人の爽やかな1年目看護師を迎えました。

昨年と同様にコロナ禍であるため集合での初期研修を実施しておらず、今年度も4月から病棟での研修を実施し、今では病棟で毎日患者さんと向き合ってます。

まだまだ覚えることは多いですが、日々成長しています。

体調に気を付けて頑張りましょう。